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削除されている、「言葉の裏」を想像するということ

2016.08.15

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8月15日、今日は終戦記念日です。

 

今の日本が平和であることに感謝をして日々の生活を送っていきたいです。

 

 

 

 

さて、皆さんはどんなお盆を過ごされましたか?

 

田舎に帰省された方、お休みをとってゆっくりされた方、それぞれのお盆だったことと思います。

 

立秋が過ぎたとは言えまだまだ暑い日が続きます。

 

体調管理は怠らないようにしましょう。

 

 

 

 

今日はちょっと深いお話を。

 

 

『言葉の裏側』について。

 

 

 

A:「毎日本当に暑いよね~」

 

B:「本当にそうだよね~」

 

 

 

という何気ない会話。

 

この会話を紐解いてみると…

 

 

 

まずAさんの、「毎日本当に暑いよね~」。

 

このセリフの裏には削除された‘前提’があります。

 

まず、「暑い」という言葉を発する時、その背景に前提としてあるものは、

 

 

 

・季節が夏であるということ

 

・気温が高いということ

 

・体感で暑いと感じていること

 

 

です。

 

冬に「暑いよね~」と言わないですし、夏でも比較的涼しい日に「暑いよね~」とは言わないですよね。

 

もっと言うと、日本と季節が真逆のオーストラリアに住んでいる人にも「暑いよね~」とは言わないでしょう。

 

 

 

 

そう、私たちが何気なく発している言葉には必ず『前提』があります。

 

それを想像してみる、考えてみる、これってとってもとっても大事。

 

 

 

‘この人がこんなことを言うということは、その裏に○○なことがあったのかもしれない’

 

 

 

そうすれば今まで以上に相手の立場に立って物事を考えることが出来るようになりますし、人の心の機微などに気づくことが出来るかもしれません。

 

言葉を文字通り受け止めるだけではなく、その裏側を考えてみましょう。

 

1つ1つの言葉に、セリフに、意味があるんです。

 

 

皆さん自身が発する時も同じ。

 

 

 

 

デートに誘う時も、

 

 

 

「今度の日曜日、どこか遊びに行かない?」「どこか食事しに行かない?」

 

よりも

 

「すごく美味しいお店があるんだけど、イタリアン、フレンチ、中華、どれが好き?」(デートすることは既に決まっているという前提!)

 

と言う方が成功する確率が高くなります。

 

あ、あくまでも確率が高くなるというだけですよ。諸々の努力は必要です(笑)。

 

 

 

 

会話相手の言葉に対して、

 

 

‘なぜこのように言うのだろう?’

 

相手に発する言葉に、

 

 

‘こう言ったらどう受け止めてくれるだろう?’

 

 

と考えてみる。

 

 

その積み重ねが、あなた自身を、あなたの周りの人たちを変えるはず。