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主語は誰?…主語不明の会話の多さを嘆く

2016.08.03

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私は会話でもメールでも、とにかく主語を入れることを常に意識しています。

 

 

って、当たり前なんですが…「その会話の主語は誰?」と突っ込みたくなる会話が世の中に溢れすぎています。

 

会話もメールも実に多い。

 

そして、その度にいちいち「その主語は誰ですか?」と質問してしまう私。

 

主語がないと話全体が分からないですからね。

 

 

主語がない会話例を出すと…

 

 

 

A:「転勤先がなんとアメリカらしいよ~」

 

B:「(一体誰が!?)」

 

 

…いやいや、本当に唐突にこのような会話をする方っているんです。

 

恐らくAさんの中ではアメリカ転勤は○○さんという情報が頭の中に入っているはず。

 

そして、Aさんは、Bさんも自分と同じ○○さんを思い描いているであろう、という勝手な思い込みによって主語を省略してしまう、ということになっています。

 

 

あるいはこんな例も…

 

 

A:「昨日田中さんと鈴木さんに久しぶりに会ったよ」

 

B:「お~、懐かしい2人ね。2人とも元気だった?」

 

A:「うん、相変わらず元気だったよ。今度2人目の子供が産まれるらしいよ。」

 

B:「ん?どっちが?(田中さんも鈴木さんも1人お子さんがいるけれど、どっちのことなんだ?)」

 

あるあるですね。

 

話し手にとってはなんてことない会話・発言ですが、聴き手からすると

 

「それ誰の話?」

 

「それなんのこと?」

 

と聞きたくなる発話ですね。

 

 

すぐに聞いて答えが分かればそれで良いのですが、主語が分からない=話の全体像や流れが曖昧なまま話が進んでしまうと、後で余計混乱したり問題が発生することだってあるんです。

 

企業で報連相が出来ていないようなものですね。

 

5W1Hの基本情報が漏れているんです。

 

 

 

5W1Hの重要性は至る所で叫ばれていますが、実際出来ている人は実は少数。

 

上司が部下に対して「5W1Hが出来ていない!!」と叱る光景も決して少なくはないのですが、出来ていない上司もこれまた少なくはないんです。

 

私は人にものを伝える時は、どんな時も必ず5W1Hを入れています。

 

そうすると漏れなく、過不足なく、相手にきちんと伝わります。

 

あとで、いつだっけ?場所はどこだっけ?なんてこともほとんどありません。

 

 

いつも伝達漏れがあったりやり取りが2度3度繰り返される方は、基本に立ち返りましょう。

 

5W1Hの徹底化!!心に留めて下さいね。