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論理と感情を自由自在に使って名スピーカーになる。

2016.08.01

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あの人の話には何だかいつも惹き込まれる。

 

うちの社長のスピーチを聴くと、いつもモチベーションが上がる。

 

あの講演家の話に衝撃を受けた。

 

 

人前で話す機会が多くある方のほとんどがこのように思っているはず。

 

 

では、一体どうすればいいのでしょう?

 

 

今回は‘語尾の表現の仕方’に着目してお話します。

 

ポイントは2つ。

 

 

 

 

 

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言い切る勇気

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問いかけによる感情と記憶の喚起

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コチラの文章を例に説明しますね。

 

 

「コミュニケーションにおいて大事なのは笑顔です。(言い切り)

 

笑顔で話しかけられて嫌な思いをしたことがある人っていますか?(問いかけ)

 

より良い人間関係を築くには、自分から笑顔で話しかけることです。(言い切り)」

 

 

 

言い切りと問いかけには大きな違いがあります。

 

言い切ること=断定すること

 

問いかけること=聴き手に考えたり思い出してもらうこと

 

 

 

 

まず言い切りから。

 

言い切ること=断定。

 

断定するということは自信が必要です。自信があるからこそスパッと断定できます。

 

断定するには、その根拠や理由、更には自分自身の経験をしっかりと述べること。

 

当然根拠や理由の下調べが必要になってきます。

 

コチラの例で言いますと、笑顔で話しかけられて嬉しかった人と嫌な思いをした人の割合など。(まぁ、嫌な思いをした人は限りなくゼロに近いでしょう。)

 

また、笑顔でコミュニケーションを取っている会社とそうでない会社の比較。(笑顔が溢れている=業績が良い、と一概に言えませんので数値としては非常に出しにくいですが…。)

 

次に、問いかけ。

 

私たちは質問をされると答えを探します。

 

これは人間には「脳の空白の原則」というものがあり、答えが出ていない状態を嫌がるという人間の特性から来ているもの。

 

そしてもう1つの脳の特性。

 

私たちは過去のことについて質問をされると、過去の記憶を引っ張り出し、その時の感情を思い出します。

 

同じように未来のことについて質問をされると、まだ見ぬ未来をイメージして、そのイメージした映像や画像に対して感情を抱きます。

 

聴き手の記憶や感情を喚起させることで、そのスピーチに対して聴き手は益々のめり込むんです。

 

なぜなら、私たちは日々自分の感情と向き合って生きているから。

 

 

 

いかがでしょう?ピンときますか?

 

ここまではほとんどの方が理解⇒実行できます。

 

が、そのベースとなる「伝え方」となると、出来ていない方が多いです。

 

・表情

 

・声の大きさやトーン

 

・強弱

 

・間

 

 

う~ん、名スピーカーになるには鍛錬が必要です。

 

でも、実現は可能!!なぜなら伝え方はスポーツと同じですから。

 

 

今より伝え方をUPさせたい方、是非1度ご相談下さいね。