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コミュニケーション

自分の範囲の中だけで説明すると絶対に伝わらない

2021.04.06

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この人の説明、分かりにくい…と思うこと、ありませんか?

・1つの文章が長い
・「え~」「あの~」の多用
・結論が何か分からない
・何のことについて話しているのか分からない

などその中身は色々とありますが
【自分の頭の中と相手の頭の中はイコールではない】
という意識を常に持って話せば
'分かりにくい'と思われることもかなり減ります。

Aさん:「○○ってご存じですか?」
Bさん:「いえ、初めて聞きました」
Aさん:「そうなんですね。○○を使うと効果が早く出まして…」
という風に、Bさんが初めて聞く○○についての説明がされないまま
話が先に進んでいく―という経験、ありませんか?

Aさんは○○についてよく知っている、
でもBさんは○○を初めて聞いたので当然どのようなものか分からない。
ここでAさんはBさんに対して○○の説明をする必要がありますが
それをせずに話を進めていってしまい
結果、Bさんはイマイチ理解できないままその場が終わった…
というご自身の経験談を、友人が話してくれました。
(友人はBさんです。)

Bさんが「その○○について詳しく教えてください」と言えば
良かったのかもしれませんが
いずれにしても、伝える側・説明する側は
【自分が知っていることを相手も知っているとは限らない】
という前提を持って説明をしましょう。

人それぞれ育った環境も考え方も価値観も経験も違います。
自分の中の当たり前が相手の当たり前とイコール、なんてことは
ほとんどないと思う方が説明は上手くいきます。

私自身の話で言いますと、家電量販店での店員さんの説明。
ITの知識がかなり乏しい私は、家電量販店で何かを買う時
店員さんによく質問をします。
その質問に対する答えの中で
私が理解できない言葉をドンドン出して説明をする店員さんもいれば
私にも理解できる・理解しやすい言葉で説明をする店員さんもいます。

説明は演説とは違いますので

目の前の相手に伝わったかどうか?
目の前の相手が理解したかどうか?

を意識・確認しなければ伝わることはないでしょう。
そのためには質問をして相手の理解度を確認したり
説明の途中で理解できたかどうかを確認するなど
目の前の相手の様子や反応を確認することがとても大事です。
と言いますか、必須。

4月に入り、今新入社員研修の真っただ中ですが
受講してくださる皆さんの様子や反応を確認しながら
楽しく、着実に進めていきたいと思います。

繁忙期が始まりましたが、毎日とても充実しています。
関わってくださる方々に感謝(^^♪