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コミュニケーション

正しい主張の仕方。

2020.08.21

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「主張する」という言葉を聞いて
どんなことをイメージしますか?

・自分の意見をハッキリ言う
・堂々と言いたいことを伝える

などのようなイメージを持つ方が多いのではないでしょうか。

そして、「自分には無理…」と思っている方も
同じように多いのではないでしょうか。

主張するということは
相手に反論することでもなく
ましてや相手を攻撃することでもありません。
「自分の意見をしっかりと伝える」ことです。

ところが多くの方がこの「主張する」ことに対して
苦手意識を持っているようです。

その理由としては

・相手から反論されるかもしれない
・相手から嫌われるかもしれない
・上手く話をまとめることができない
・波風立てないようにしたい(しなければならない)

などが主に挙げられます。

そして主張しなかった後にやってくるのは
後悔やモヤモヤした感じ。
「あの時、自分の意見をちゃんと言っておけば良かった」
「なぜ自分の意見をいえなかったのか…」
という想いを抱いたことがある方も
決して少なくはないでしょう。

自分の意見を主張して
その後相手がそれをどう捉えてどう返してくるかは
自分ではコントロールできません。
相手には相手の都合や考えがありますからね。
「相手が…」にばかり意識を向けるのではなく
「自分がどうなのか?」にしっかりと意識を向け、考え
正しく自分の意見を主張すること。
例え自分の意見が採用されなくとも
主張できたこと自体、勇気ある行動だと私は思います。

◆ 事実を伝える
◆ 自分の考えを伝える
◆ 相手に委ねる

この3つを落ち着いてしっかりと行いましょう。





「今、売上げが前年と比べて30%落ちています。(事実)
 私はこれは非常事態だと思っています。
 営業力を強化するために○○のシステムを導入することを推奨します。(意見)
 なぜならこのシステムを取り入れたA社の売り上げが
 半年間で20~30%アップしているという情報があります。(事実)
 ご意見をお聞かせ下さい。(委ねる)」

これを伝えて相手が自分の意見を採用するかどうかは
相手次第です。
相手がOKを出せば自分が主張した意見が通った、
相手がNGを出せば通らなかった、
それだけのことです。

通らなかった時に落ち込んだりショックを受けることが恐いから
自分の意見を主張することを
避けているのかもしれませんね。

書きながらドキッとしている方もいらっしゃるのでは?(笑)

自分の意見が採用されなかったり否定されたりすれば
当然良い気はしません。

ですが、自分の意見を主張することで得られるものも
必ずあります。

正しい主張を、落ち着いて、しましょう。
きっと明るい未来が待っていますよ☆