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コミュニケーション

若手へのオンラインコミュニケーションには、まず○○を。

2020.08.07

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オンラインでの会議、商談、打ち合わせがすっかり定着した今
様々な課題やお悩みを色々なところで耳にします。
特に今年社会人になった新入社員への研修や対応については
各企業が頭を抱えているようです。

オンラインで一体どのように指導していけば良いのか…?
オンラインでのコミュニケーションには限界がある…。

私たちが変えることのできない状況の中で
いかに柔軟に私たちが変わっていくか、に焦点を当てましょう。

オンラインの特性を知り、新入社員の傾向を知り
それに合わせた対応をすること。
現状を嘆いていても何も始まりませんからね。

新入社員を含む若手社員の傾向として
【文字を打つことは得意・速い】
ということが挙げられます。

SNSやオンラインツールが豊富にある中で育ってきていますので
このような傾向が見てとれます。
これとは逆に、「声に出す」「発言する」ことに関しては
苦手意識を持っている若手社員が多い傾向にあります。

・文字にする
・声に出す

の両方を上手く引き出していけば
オンラインでの指導やコミュニケーションも
案外快適に、円滑にいくのでは…?

ということを、お仕事で大変お世話になっている方と
お話しました。

自分の意見や考えを声に出すということに
苦手意識を持っている理由として
・恥ずかしい
・上手に話せるか不安
・声が小さい
などが考えられます。

一方、文字を打つという行為は
声の大小や話し方は関係なく
恥ずかしさも声に出すことと比べると少ないもの。

SNSやオンラインツールで文字を入力することに
慣れている若手社員に対しては
これを上手に活用すると良いですね。




よく使われているzoom(https://zoom.us/jp-jp/meetings.html)には
チャットというリアルタイムで文字を入力できる機能があります。
この機能を使い文字を打ってもらい、それを声に出してもらう、
なんていうやり方は有効です。

自分が入力した文章を声に出すだけですので
その場で考え込むこともありません。
また、自分で自分が入力した文章を声に出しそれが自分の耳に入るので、
自分の頭の中に記憶・記録として残りやすい。

時代や相手に合わせたコミュニケーションをとるのは
最初は試行錯誤をしながらになりますが、
それでもその道を探し続け
適した方法を見つけ出していくことが今後のためになります。

ただ、注意しなくてはいけないのが
若手社員が入力した文章を否定しない、ということ。
これが続くと彼らは心を閉ざし、信頼関係構築どころか
コミュニケーションの不活性化を招いてしまいます。

ちょっとした言葉がけが人の心や行動に及ぼす影響を慎重に考え
コミュニケーションを取っていきましょう。

オンラインでのコミュニケーションの取り方については
info@act-communications
までお気軽にお問い合わせ下さい♪