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抑揚をつけて話すと・・・

2016.05.18

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自分が伝えたいことがなかなか思うように伝わらない―こんなお悩みをお持ちではありませんか?

今までお会いした方や研修をさせて頂いた企業の社員さん、個人レッスンの生徒さんなど、このようなお悩みを抱えている方って結構いらっしゃいます。

伝わらない原因は実に様々ですが、その原因のひとつに

「抑揚がない」

というのが挙げられます。

一言一句同じことを話していても、伝わりやすい話し方をする人と伝わりにくい話し方をする人、何がどのように違うのでしょうか?

それのひとつが「抑揚」なんです。

抑揚とは変化率のこと。

声の大きさ、声のトーン、話すスピード、呼吸の深さなど、いかに変化の幅が大きいかということなんです。

 

「あ、い、う、え、お」と声を出してみて下さい。

その際、「あ」は消え入りそうな大きさの声で、「い」「う」と少しずつ声を大きくしてみましょう。

「あ」と「お」の声の大きさの差はどれくらいでしょうか?

スマホなどで録音してみるのもいいかもしれませんね。

次にトーンを高くしていってみる―いかがでしょう?

何も意識していない平坦な言い方と比べてみると、変化が分かると思います。

これに、話すスピードや息づかい、更には「間」などを織り交ぜることによって、平坦で一本調子な話し方から脱却することが出来ます。

全部を織り交ぜるのは…いきなりだと難しいかもしれません。

最初は声を大きくしたり小さくしたり。

これだけでも変化が分かります。但し、あくまでも自然に。(この‘自然に’というのがこれかた難しいのですが。)

 

まずは実践してみましょう。